2008/03/06

くるみの話

 去年の暮れに殻がついたままのくるみをお土産に沢山頂いた。そのまま放置していたのだが、先日ふと気になって殻を割ってみることにした。当然くるみ割り人形なんてないので、まずはキッチンバサミでトライ。ちょうど真ん中の溝になっている部分に刃を入れたいのだが、なかなかうまくいかない。そこへ母がやってきて「私にもやらせて」。二人でしばし格闘する。もう「割る」というより「砕いて」しまっているので、中身まで粉々になる始末。そこへ今度は祖母が空の牛乳瓶を持っておもむろにやってきて、殻付きくるみを手ぬぐいに包み、キッチンの人工大理石の上に置き、そこへ牛乳瓶を振り下ろす。ガキッッ!!すごい音。「お、お~い~っっ 何すんの~っっ」と手ぬぐいを広げると、なんと殻だけ粉々に砕け中身はほぼきれいに残ってる。恐るべし、ばぁば。



これが全てのくるみを割った後。中身はこれしかない。つくづく普段見慣れている”くるみ”の状態にするのは、たとえ機械化されているとしても大変なんだろうなぁ~と、生産者の方に感謝。

この話し、続きがあります。

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