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2008/06/20

食パンの記憶


今週、名古屋から叔母が遊びに来ていて田舎生活を満喫している。叔母と言っても私の祖母の妹なので正確には大叔母にあたる人だが、小さい頃、祖母に連れられてこの叔母の家に行けるのが嬉しくて仕方なかった。理由は私の日常にないものが沢山あったから。
まずは電車に乗れる!タクシーに乗れる!地下鉄に乗れる!路面電車にも乗った記憶がある(1970年代前半まで運行していたようなので多分間違いない)。
夜になると銭湯に行ける!今でこそスーパー銭湯がそこかしこにあるが、当時、田舎には銭湯なんてなかったので、大きなお風呂が本当に気持ちがよくて、風呂あがりに飲むコーヒー牛乳がこれまたたまらなかった。
喫茶店にも連れて行ってもらった。ステンレス製のちっちゃいミルクピッチャーの形が大好きだった。
そしてそして、一番の楽しみは朝食には食パンが食べられた!こんがりトーストした6枚切りの食パンにたっぷりのバター(マーガリンだったかも)を塗り、その上からさらにイチゴジャムを塗ってもらい、コーヒー(ほぼコーヒー牛乳だったが)と一緒にいただいた。実家では朝食は絶対ご飯だったので、もう嬉しくて嬉しくて3枚くらいペロリと食べてしまった気がする。今でもこの組み合わせがパーフェクトだと思っている。

・・・そういえば・・・これが私のパンの原点かも。
今まで「なぜパン屋になったのですか?パンが好きだったんですか?よくパンを作っていたとか?」と問われた時、いや、別にそういう訳ではないんですけどー、と答え、(そういえば、何でだろう??)と自分でもよく分からずに曖昧に答えていたが、今朝、自分で焼いた食パンを食べながら遠い昔の記憶をふと思い出し、あー、これかもなー、きっとそうだー、と、妙に納得したのでした。

2008/06/01

くるみの話その4

3月にはこんなに寒々しいくるみの木
4月には花をつけ
今はこんなに葉が茂っています










くるみがこの地でも実を付けると知って苗でも買ってきて、 うちの畑にも植えなくてはと思いながら・・・










こちらうちのブルーベリーの鉢植え
お?根元にブルーベリーの葉とは違う葉が・・・?










なんと!母が裏から拾ってきたくるみをダメ元でブルーベリーの鉢植えに"置いた"ところ、芽を出しいつの間にかこんなに大きくなったとのこと。これを畑に植え替えて・・・くるみの話、今後も続きそうです。

2008/04/20

わおん!

今は何かと電子マネー。そういう私もnanacoにPASMOと例にもれない。
でもこれが一番欲しかった!!

waonカード





nanacoをかざすと変な音だし、PASMOはピッとだけの味気ない音。
でもこのwaonカードは"わおん!"てなくのですって???つ、使いたい・・・
が、なんと静岡県内は導入乗り遅れ。いつから使えるようになるのよーーっと待ち焦がれている内に、JMB(JALマイレージバンク)カードと提携されるとの情報が。JALのマイレージを貯めている私にはこの上ないお話し。2008年3月より受付開始か・・・静岡県はいつから??おっと3月1日から!やった!いいタイミング!

3月1日の朝、すぐにネットから申し込み。そしてそして待つこと1ヵ月半、ようやく昨日手元に届きました♪しかし残念ながらJMB+クレジットカード機能+waon一体型にしたので上のみたいに可愛くない。ちっ。

でもでも早く使いたーいっっと、出掛けたのはうちからすぐのミニストップ。1000円だけチャージして、飲み物1本持って、そそくさとレジへ。
「お会計○○円です。」
「WAONカードでお願いします(ワクワク)」
「どうぞ。」

・・・
「わおん!」
(うわ~いっ、ないたないたっ、可愛すぎるっっっ)と心のなかで叫びながらミニストップを後にしたのでした。ふ~、満足。

はい、バカな私です(笑)。

2008/04/19

くるみの話しその3


新緑香る季節になりました。
くるみの木も3月はこんなでしたが
もうこんなに(というほどでもないが)葉が茂って、

花も咲いてます。
今年はどのくらい実をつけるでしょうか?

ラベンダーの花のつぼみに、


藤の花。いい季節ですねぇ。


これであっという間に暑くなってしまうんだなぁー。

2008/04/12

ツバメ飛来

ツバメが家の玄関先などに巣を作るのは縁起が良いとよく言われるが、
家の中に迷い込んでくると更に縁起が良いそうだ(祖母談)。

今朝、一匹のツバメが家の中に飛び込んできた。
何か良い事が起こりそうな予感??頼むぞ~。


キッチン収納棚の上部でひと休み。
このあと部屋の中を5周位してから無事外に出て行きました。

2008/04/10

世界屠蓄紀行


映画 OUR DAILY BREAD-いのちの食べかた-を観た。

知る人ぞ知るこの映画、公開は去年の11月10日からだが予想を上回る大ヒットで現在も日本全国のミニシアターでロングラン上映中である。浜松では3月22日から4月4日まで松菱劇場で上映されていた。なぜこの映画を観たのか?


去年の7月、情熱大陸というテレビ番組で『イラストルポライター内澤旬子』という女性が取り上げられていた。それをみていた私、この内澤さんに大変興味をそそられた。たまたま旅先で見た動物の解体をもっとちゃんと見てみたいというのがきっかけで、世界中の屠蓄場を回り(しかも自費で)、見て、イラストルポを書いて、本にしてしまった人なのだ。その本が『世界屠蓄紀行』である。本は滅多に読まない私が、早速購入し、分厚い本だがあっという間に読み終えた。
身近なところで言えば、スーパーに並ぶパックに入ったお肉がどのような工程を経てそうなっているのか、なかなか見る機会はないし大抵は知らない。仮に見る機会を得られたとしても実際の現場で、私は真正面から見る自信はない。でもこの内澤さんが書いたイラストなら興味を持って見る事ができるし、解説付きで大変分かりやすい。その他、動物を人間の手で解体するには熟練した技能が必要で、実は職人的な仕事なんだという事や、屠蓄を通じたもっと複雑な問題にも着目しているので興味のある方は是非この本を読んで見てほしい。磐田の図書館にもありました。

しかし、この内澤さんという女性は一体どんな人なんだ?と思われるかもしれないが、とても人間臭くてカッコいい人である。こちらも興味があったら内澤さんのブログをご覧下さい。内澤旬子・空礫日記 このブログからこの映画を知ることとなり、なんと浜松でも上映されると聞いて出掛けたのだった。

映画については次回に。

GW中の元気むらでの販売について
「とよおか採れたて元気むら」での販売について

2008/03/30

月に一度のお楽しみ


一見、ここで懐石料理ですか?というような佇まいのお店。
海好きな方にはこの雰囲気、落ち着きます。
もちろんカジュアルな服装でOK。

で、今月のお料理は・・・

自家製梅酒









やしの実豆ふ









葉の花黄身酢掛け
紅玉とまと
土佐煮昆布
厚焼玉子
空豆酒煎り





蛤真薯潮仕立て









造り しらす 金目鯛 さより









新筍木の芽焼き









鰆西京焼き









和風きなこティラミス








季節の料理、季節の器で、懐石料理が楽しめます。
いつも私がいただくおまかせ懐石は三日前までに予約、他ディナーセット、アラカルト有りますが事前に予約する事をお勧めします。ランチもやってます。


j-restaurant rakuen  HP
Phone & Fax (053)485-4429
静岡県浜松市西区大平台3-29-16

2008/03/28


小国神社と護国神社へ出かけました。
小国神社では旅立つ友にお守りを買い、 護国神社では祖父のお参りをしました。 ついでに何年かぶりのお花見を。











小国神社は3分咲き、



















護国神社は8分咲き、
といったところでしょうか。


















違う種類の桜は満開でした。

2008/03/17

よもぎ餅

今日は彼岸の入り、「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので寒さもずい分和らいで、そろそろ厚手のセーター、コートはクリーニングに出さなくちゃ。


そんな季節柄、実家で”よもぎ餅”をつきました。

蒸かしたもち米に、祖母がその辺で摘んできたよもぎの葉を茹でて、あくを抜いたものを沢山入れる。









餅つき機であっという間に混ざり、よもぎ色のお餅に。よもぎの香りがいい香り♪










あんこを包み、よもぎの大福餅の出来上がり!
仏様にお供えして。

2008/03/16

南仏


DVD A good year
-プロヴァンスの贈りもの-
を観た。

「南仏プロヴァンスの12ヶ月」のピーター・メイルがこの映画の為に書き下ろした小説が原作。内容はラブストーリーでハッピーエンドだからめでたしめでだし、で良いとして。この映画に広がる風景がたまらない。


3年前半年間フランスに滞在し、最後の1ヶ月間はフランスを半周する一人旅の時間にあてた。今思えば何と贅沢な時間を過ごしたのだろう。パリからストラスブール、コルマール、リヨン、アヌシー、マルセイユ、そして南仏エクサンプロヴァンス、アルル、アビニョン。北からフランス東側を列車で南下した。この映画の舞台リュブロン地方へはアビニョンからの日帰りエクスカーションで行った。どの町もそれぞれの特徴があって素晴らしい町だが、私は南仏が一番好きになった。その時の記憶を一層鮮明に蘇らせてくれたのがこの映画。別にシャトーに寝泊りした訳ではないし、甘く切ない恋心を抱くような出来事も全く無かったが、その時の事を考えるとそこにあった風景が今でも鮮明に蘇り、とても清々しい気分になるのだ。



アルル 円形闘牛場


季節外れで闘牛は見られず。残念。





アルル cafe la nuit


ゴッホの絵で有名なカフェ







アルルの街角


真ん中の小さい四角の数々は様々なプロヴァンス布なんですが・・・。




アヴィニョン 夜の法王庁









アビニョンの街並み









アビニョンの橋


「アビニョンの橋で おどるよおどるよ ♪」





ゴルドからリュベロン地方を望む









リュベロンセナンク修道院


手前はラベンダー畑。花の咲く季節にはラベンダー色の絨毯に。






こちらも季節はずれのラベンダー畑






2008/03/11

くるみの話その2

くるみの話の続きを。


全てのクルミを割り終えて散らばった殻の片付けなどをしている時、祖母がおもむろに持ってきた。
「ほれ。」

「???何これ?」

「くるみ。裏で拾ってきただよ。」
「はー?何で裏にあるよ?」
話しを聞くと裏の親戚んちの敷地内から拾ってきたらしい。何でも叔父が数年前に植えたある木が去年の秋にようやく実を付けた。だが木に実っている時はよもやそれがくるみの実だとは思いもよらず(見てみたい方、ネット検索すると見れますよ)、実は落ちそのまま放置。そして先日その木の下を通りかかったら「くるみ」が落ちていたんだと。どうやら実の部分が朽ちて核だけになり、見た目もくるみになったのですねぇ。

これがくるみの木です。今は寒々しいですねぇ。にょきにょき枝を伸ばすので手入れが大変なんだとか。

へーーーー。
くるみってこの辺でも出来るんだーー。





この話まだ続きます。

2008/03/06

くるみの話

 去年の暮れに殻がついたままのくるみをお土産に沢山頂いた。そのまま放置していたのだが、先日ふと気になって殻を割ってみることにした。当然くるみ割り人形なんてないので、まずはキッチンバサミでトライ。ちょうど真ん中の溝になっている部分に刃を入れたいのだが、なかなかうまくいかない。そこへ母がやってきて「私にもやらせて」。二人でしばし格闘する。もう「割る」というより「砕いて」しまっているので、中身まで粉々になる始末。そこへ今度は祖母が空の牛乳瓶を持っておもむろにやってきて、殻付きくるみを手ぬぐいに包み、キッチンの人工大理石の上に置き、そこへ牛乳瓶を振り下ろす。ガキッッ!!すごい音。「お、お~い~っっ 何すんの~っっ」と手ぬぐいを広げると、なんと殻だけ粉々に砕け中身はほぼきれいに残ってる。恐るべし、ばぁば。



これが全てのくるみを割った後。中身はこれしかない。つくづく普段見慣れている”くるみ”の状態にするのは、たとえ機械化されているとしても大変なんだろうなぁ~と、生産者の方に感謝。

この話し、続きがあります。