2008/04/10
世界屠蓄紀行
映画 OUR DAILY BREAD-いのちの食べかた-を観た。
知る人ぞ知るこの映画、公開は去年の11月10日からだが予想を上回る大ヒットで現在も日本全国のミニシアターでロングラン上映中である。浜松では3月22日から4月4日まで松菱劇場で上映されていた。なぜこの映画を観たのか?
去年の7月、情熱大陸というテレビ番組で『イラストルポライター内澤旬子』という女性が取り上げられていた。それをみていた私、この内澤さんに大変興味をそそられた。たまたま旅先で見た動物の解体をもっとちゃんと見てみたいというのがきっかけで、世界中の屠蓄場を回り(しかも自費で)、見て、イラストルポを書いて、本にしてしまった人なのだ。その本が『世界屠蓄紀行』である。本は滅多に読まない私が、早速購入し、分厚い本だがあっという間に読み終えた。
身近なところで言えば、スーパーに並ぶパックに入ったお肉がどのような工程を経てそうなっているのか、なかなか見る機会はないし大抵は知らない。仮に見る機会を得られたとしても実際の現場で、私は真正面から見る自信はない。でもこの内澤さんが書いたイラストなら興味を持って見る事ができるし、解説付きで大変分かりやすい。その他、動物を人間の手で解体するには熟練した技能が必要で、実は職人的な仕事なんだという事や、屠蓄を通じたもっと複雑な問題にも着目しているので興味のある方は是非この本を読んで見てほしい。磐田の図書館にもありました。
しかし、この内澤さんという女性は一体どんな人なんだ?と思われるかもしれないが、とても人間臭くてカッコいい人である。こちらも興味があったら内澤さんのブログをご覧下さい。内澤旬子・空礫日記 このブログからこの映画を知ることとなり、なんと浜松でも上映されると聞いて出掛けたのだった。
映画については次回に。
GW中の元気むらでの販売について
「とよおか採れたて元気むら」での販売について
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
ろみさんも「いのちの食べ方」ご覧になっていたんですね!
私も興味津々で観に行きました。食品問題が
いろいろと騒がしいこのごろ、是非日本版のルポを観てみたいものです。
新しいお店、見付なんですね!以前より寄りやすいかも。^^昨日まで久しぶりにパリに行ってきました。来週、元気村に行きます。パン、無事GETできるとよいのですが。
calraさま
calraさんのブログ、見させていただきました。
いのちの食べ方、行かれたんですね。また
ろみぱんのご紹介もありがとうございます。
パ、パリ~~~
ラスパイユの朝市ははずせないですよねぇ。
あぁ、行きたい・・・
でもこの時期に行ったらどういう事になるか・・・
calraさんのブログで我慢します・・・
はぁ~
コメントを投稿